誰でも簡単にできる付点8分のディレイの使い方!

こんにちは!

ミューキャンミュージックスクール下北沢ギター教室の藤木です!

今回は【誰でも簡単にできる付点8分のディレイの使い方!】

という事で、ペダルボードには欠かせないディレイの使い方についてご紹介します!

そもそもディレイってなんだ?

という初心者の方へ

簡単に言うと「やまびこエフェクター」です!

山登りの山頂から

やっほー!

て叫ぶと反響で

やっほー!

声が返ってきますよね?

 

つまりあれです!

 

例えば、

ディレイを繋いで「ド」の音を鳴らすと機械的に作り出した反響音(ディレイ音)が返ってくると言う事です。

実際のディレイエフェクターは、楽曲の中で使うので、音が返ってくるタイミングや返ってくる音の数、音量などの調節が必要になってきます。

ただ返ってくるだけでは、タイミングも音量もぐちゃぐちゃで音楽にならないのである程度の知識がいります。

知識というと難しく構えてしまいますが、使い方は至ってシンプル!

ディレイを使う上で押さえておくポイントをこの記事にも記載しますので、ご安心を!

さあ、それではいってみましょう!

付点8分のディレイってどんなの?

まず付点8分音符のディレイがどんなエフェクトになるのか?

ここを押さえておきたいですね!

付点8分音符のディレイが使われている曲がこちらになります!

どんな効果かイメージが湧かない方は聞いてみてください!

 

凛として時雨『DISCO FLIGHT』

イントロのテケテケしてるギターフレーズに使われています。

 

 

斉藤和義 『やさしくなりたい』

イントロのテケテケしているギターフレーズにディレイが使われています。

 

U2  『With Or Without You 』

1:52あたりのギターフレーズに使われています。

 

サカナクション 『白波トップウォーター』

3:15あたりのギターフレーズに使われています。

 

 

いかがでしたでしょうか?

付点8分音符フレーズとは所謂テケテケ〜フレーズです!

付点8分音符のディレイをかけると大体どんなエフェクトがかかるかお分かりになったかと思います。

原音で弾くフレーズの音符

前途の例題曲のフレーズは基本的に原音が8分音符のフレーズです。

 

例えば、

ド、レ、ミ、ソ、

と8分音符でスタッカートで『タッタッタッタッ』繰り返し弾くとします。

※「、」と「ッ」のところが16分音符のウラです。

 

ここに付点8分音符のディレイをかけると

ド 、レ(ド) ミ(レ)ソ(ミ)ド(ソ)レ(ド) ミ(レ)ソ(ミ)〜

実際は『タッタッタッタッ〜』と弾いているのに対して、

ディレイ音が16分音符のウラで返ってくる事によって

『テケテケテケテケ〜』と聞こえるというわけです!

 

ディレイ設定ポイント①テンポと音符設定

ここが1番大事です。

ディレイは、ただかけるだけでは前途のような例題曲のようになりません。

楽曲にはBPMというテンポがあるので、まずはテンポを設定します。

ディレイエフェクターは、いろんなメーカーから発売されていて基本的な仕様はどれも同じですが、若干使い勝手が違います。

-ディスプレイがあるタイプのディレイ-

ディスプレイがあるタイプのディレイは、BPMや返ってくる音のタイミング(音符)を視覚的に設定できます。

これが1番楽に設定できるパターンです。

今回の記事ではBPMはおまかせしますが、返ってくる音符を付点8分音符に設定しましょう!

 

※音符(返ってくる音)設定は「Time」というツマミ

8分音符に点がついてる音符

 

デジタルにこの表記がない場合は

8dott

という表記があると思います。

ディスプレイがあるディレイエフェクター
BOSS DD-500 DIGITAL DELAY 

シャープで精悍なボディに、先進のスペックと数々のアグレッシブな機能を凝縮。BOSS が考える次世代ディレイ・ペダルの新しいカタチ、それがDD-500 です。

 

-ディスプレイがないタイプのディレイ-

これが慣れないと少し厄介です。

まずこのタイプのディレイの場合は、BPMや音符を視覚的に設定することができません。

じゃあ、どうやって合わせるのか?

答えは、自分の耳です。

 

音を短くパッと弾いて、返ってくる音符を目的の音符のタイミングに合わせないといけません。

最終的には返ってくる音のタイミングを感じられるようにならいといけません。

が、初心者の方には少しハードル高めですね。。

このタイプのディレイエフェクターは、安価な物が多くコスパはいいですが実際使うとなると難易度が高いの注意です。

物によっては「Time」ツマミのところにmsecという表記がある物もあるので、

ディレイ計算機を使うのもいいですね!

 

参考までにこれが付点8分の音符です。

BPM120

カウベルの音が1、2、3、4の4分音符

スネアの音が付点8分音符です。

短くパッと弾いた音がこのタイミンングで帰ってきていたら付点8分音符です。

 

ディスプレイがないディレイエフェクター

BOSS ( ボス ) / DD-3T Digital Delay

1986年デビューのデジタルディレイの金字塔BOSS/

DD-3にタップテンポ機能が追加されたDD-3T Digital Delay。

 

ディレイ設定ポイント②フィードバック量

フィードバックとは、ディレイが返ってくる数です。

もちろん弾くフレーズにもよりますが、

ディレイの返ってくる量が多いと何を弾いてるかわからなくなります。

特に原音の音数が多いフレーズだと、よりグチャグチャになってしまいます。

前途の例題曲のフレージングの場合は、

『Feedback』ツマミで調整して

 

フィードバック音の数を2~3個ぐらいにしておくといいでしょう!

 

ディレイ設定ポイント③ディレイ音と原音のバランス

ディレイ音の調整するツマミは個体によって表記が違います。

『Level』もしくは『MIX』と表記されているツマミが音量の調整です。

 

これは実際にフレーズを弾きながら調整をするといいでしょう。

 

ポイント①と②の調整ができていれば、

あとは音量のバランスを合わせるだけ!

フレーズの音符と3つのポイントを押さえて試してみましょう!

  • 原音のフレーズ
  • ポイント①テンポと音符設定
  • ポイント②フィードバック量
  • ポイント③ディレイ音と原音のバランス

 

ここまでの内容を理解したら、まずはなんでもいいので弾いてみてください!

付点8分音符ディレイをかけて

ドレミドレミ〜と原音を8分音符で弾くもよし!

ドレミソドレミソ〜と原音を8分音符で弾くもよし!

ドレミソラソミレ〜と原音を8分音符で弾くもよし!

とにかく実際にギターを弾いてみて体感するのが1番です!

 

こちらの動画でも解説しておりますので参考までに。

ミューキャンミュージックスクールの原型でもあるギタースクール時代のYouTube動画です。

 

この他にもディレイ音を4分音符に設定するフレージングやディレイ音を2分音符に設定するフレージングなど

色々アイデアは世の中に溢れています!

 

今回の記事は、付点8分音符のディレイに焦点を当てましたがもっと知りたい方は、

無料体験レッスンにお越しください!

対面レッスンは東京都内がメインとなりますがオンラインレッスンでもOKです!

それでは今回はこの辺で失礼します!

 



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