ギターの表現力を劇的に変える!オルタードスケール完全攻略ガイド

こんにちは!

ミューキャンミュージックスクール下北沢ギター教室です。

「ギターを弾いているけど、なんか単調なフレーズばかりになっちゃうな…」

「もっとジャズっぽい、おしゃれな響きを出したいけどどうすればいいんだろう?」

もしあなたがそんな悩みを抱えているなら、このブログはきっと役に立つはずです。

今回は、ジャズやフュージョン、さらにはロックやポップスでもスパイスとして使われる、オルタードスケールを徹底解説します。

1. オルタードスケールとは?その正体と魅力を探る

まず、オルタードスケールとは何か、シンプルに解説します。

オルタードスケールは、簡単に言うと「ドミナント7thコードの上で使うスケール」の一つです。

…ん?「ドミナント7thコードの上で使う…?」

なんか難しそう…そう思った方もいるかもしれませんね。

安心してください。

もっと簡単な言い方があります。

オルタードスケールは、ドミナント7thコードのルート以外のすべての音(長3度、完全5度、短7度)に半音上がった音か下がった音を組み合わせたスケールです。(スケールの音階を並べると5度がなくなります。)

オルタードスケールの「オルタード」とは、「変化させる」という意味。

具体的には、ドミナント7thコードのテンションノート(9th, 11th, 13th)を変化させた音から構成されているため、こう呼ばれます。

オルタードスケールの構成音

  • C7(ドミナント7th)を例に見てみましょう。
    • C7のコードトーン: C – E – G – Bb
    • オルタードスケール: C(R) – Db(♭9) – D#(#)) – E(3) – F#(#11) – Ab(♭13) – Bb(♭7)

このスケールを弾いてみると、どこか不安定で、次に進むべき方向を強く示唆するような、独特な響きが生まれます。

ジャズの世界では、この「不安定さ」を次のコードへの「解決」に導くことで、曲に大きな推進力を与えることができます。

「なんだか難しそう…」と感じた方もいるかもしれません。

でも、ご安心ください。

ギターレッスンでは、この理論を実際の演奏にどう活かすか、誰でも理解できるように丁寧に解説していきます。

 

2. オルタードスケールを覚える!ギタリストのための実践的な練習法

スケールを頭で理解するだけでは、なかなかギターで使いこなせるようにはなりません。

大切なのは「指で覚える」ことです。

ここでは、オルタードスケールの形を覚えるための、実践的な練習方法を2つご紹介します。

練習法①:指板全体を俯瞰する「3ノート・パー・ストリングス」

一つの弦に3つの音を配置する、いわゆる「3ノート・パー・ストリングス」のフォームでスケールを覚える方法です。

この方法のメリットは、指板全体をカバーできるため、アドリブ中に自由にポジションを移動できることです。

  • Cオルタードスケール(6弦ルート)
    • 6弦: 8フレット(C)- 9フレット(Db)- 11フレット(D#)
    • 5弦: 7フレット(E)- 9フレット(/F#)- 11フレット(Ab)
    • 4弦: 8フレット(Bb)- 10フレット(C)- 11フレット(Db)
    • 3弦: 8フレット(Eb)- 9フレット(E)- 11フレット(F#)
    • 2弦: 9フレット(Ab)- 11フレット(Bb)- 13フレット(C)
    • 1弦: 9フレット(Db)- 11フレット(Eb)- 12フレット(E)

このフォームをゆっくりと、そして正確なピッキングで弾いてみましょう。

メトロノームに合わせて、最初はゆっくり、慣れてきたら徐々にテンポを上げていくのが効果的です。

練習法②:おなじみのペンタトニックスケールから考える「ポジション・アプローチ」

これは、あなたが既に知っているスケールを起点に、オルタードスケールを導き出す方法です。

  • マイナーペンタトニックスケール
    • マイナーペンタトニックスケールは、非常に覚えやすく、多くのギタリストが愛用しています。
    • C7の上でCの短3度上のE♭ぺンタトニックスケールを弾くと、Cから見た【♭9,#9,#11,♭13,♭7】を弾いている事になります。
  • C7オルタードスケールを例に
    • C7コードのオルタードスケールは、ルートから見て「短2度上」の「Dbメロディックマイナースケール」と同じ構成音になります。
    • この場合、C7のオルタードスケールは、Dbメロディックマイナースケールと全く同じ音の並びになるんです。

つまり、あなたがC7のコードの上で、Dbメロディックマイナースケールを弾けば、

それはCオルタードスケールを弾いていることになります。このアプローチは、新しいスケールを覚えるハードルをぐっと下げてくれます。

下北沢駅から徒歩1分のミューキャンミュージックスクールでは、

このような実践的で分かりやすい練習方法を、一人ひとりのレベルに合わせてお伝えしています。

 

3. 7thコードのコードトーンから逆算してオルタードテンションの位置を把握する(実践的)

 

ここからが、オルタードスケールを「使える」ようにするための最も重要なポイントです。

ただスケールの形をなぞるだけでは、機械的なフレーズになってしまいます。

本当に魅力的なフレーズは、コードトーンを意識して作られます。

コードトーンとは?

  • 7thコードを構成する音のこと。C7なら「C(ルート)」「E(長3度)」「G(完全5度)」「Bb(短7度)」の4つの音です。

オルタードスケールを弾く際も、これらのコードトーンをしっかりと意識することが非常に重要です。

コードトーンとオルタードテンションの関係

オルタードスケールは、コードトーンに加えて「変化したテンションノート」で構成されています。

  • C7オルタードスケール
    • コードトーン: C – E – G – Bb
    • オルタードテンション: Db(b9)- D#(#9)- F#(#11)- Ab(♭13)

練習方法:コードアルペジオとスケールを組み合わせる

  1. まず、C7のアルペジオをゆっくりと弾きます(C→E→G→Bb)。
  2. 次に、そのコードトーンの隣にあるオルタードテンションの音を弾いてみましょう。
    • Cの隣にあるDb(b9th)
    • Eの隣にあるD#(#9th)
    • Gの隣にあるF#(#11)やAb(♭13)

この練習を繰り返すことで、ただスケールを弾くのではなく、

「コードトーン」という基盤の上に「オルタードテンション」という色を塗っていくような感覚を掴むことができます。

ミューキャンミュージックスクールでは、この「コードトーンから逆算する」という考え方を、

実践的なフレーズ作成を通して身につけていきます。

このアプローチを習得すれば、あなたのギター演奏は飛躍的にレベルアップするでしょう。

 

4. ミューキャンミュージックスクール下北沢ギター教室

ここまで読んで、

「もっと深く学びたい!」

「一人だと挫折しそう…」と感じたあなた。

ぜひ一度、ミューキャンミュージックスクール下北沢ギター教室に足を運んでみませんか?

当スクールは、下北沢駅から徒歩1分という最高のロケーションにあります。

  • レッスンスタジオ【ガードアイランドスタジオ 下北沢南口店】
  • 東京都世田谷区北沢2丁目13−6 第一マツヤビル 3F

講師プロフィール

  • 名前:藤木寛茂
  • 経歴:20歳の時に大阪の音楽専門学校に入学。 在学時にバンド“HaKU”を結成。
    卒業後、マネジメント事務所アミューズと契約し、EMIからメジャーデビュー。
    大型フェスの出演や海外公演など年間数十本のライブをこなす。

    エフェクターを駆使したギターを超越したサウンドメイキングが特徴。

    現在はナカヤマシンペイ(from.ストレイテナー)、塔山忠臣(from.0.8秒と衝撃)、美登一(from.another  sunnyday / THE RODS)らと共にZantöを結成し、都内を中心に活動中。

  • 名前:YUKO
  • 経歴:1989年3月11日生まれ。15歳からギターを始める。

    2005年結成のバンド“FLiP”で

    ソニー・ミュージックレーベルズのDefSTAR Recordsよりメジャーデビュー。

    現在はバンド“LAZYgunsBRISKY”や

    “Unlock the girls(岸谷香)”のギタリストして活動中。

【ミューキャンミュージックスクールの強み】

  • 経験豊富なプロ講師陣: ジャズ、ロック、ポップスなど、幅広いジャンルに対応したプロのギター講師が在籍しています。
  • 完全オーダーメイドカリキュラム: あなたの「弾きたい曲」「できるようになりたいこと」に合わせて、講師が最適なギターレッスンプランを提案します。
  • 初心者から上級者まで対応: ギターに触ったことのない初心者の方から、さらにレベルアップを目指したい上級者の方まで、安心して通えるギタースクールです。
  • オンラインレッスンも対応: 遠方にお住まいの方や、忙しくてなかなか通えない方のために、オンラインレッスンもご用意しています。

 

5. 【まとめ】ギターで表現したいあなたへ、無料体験レッスンへのお誘い

ここまで、オルタードスケールの魅力と練習方法について解説してきました。

オルタードスケールは、一見難しそうに見えますが、その響きを理解し、正しい練習をすれば、あなたのギター演奏を劇的に変化させる強力な武器になります。

そして、その習得を最短で、そして楽しく行うための最適な場所が、ミューキャンミュージックスクール下北沢ギター教室です。

  • 7thコードでのアドリブに自信がない…」
  • 「ジャズっぽい、おしゃれなフレーズを弾きたい!」
  • スケールの練習をしているけど、どうやって曲に使えばいいか分からない…」

もしあなたがそんな悩みを持っているなら、まずは一度、当スクールの無料体験レッスンを受けてみませんか?

下北沢駅から徒歩1分というアクセスの良さも魅力です。仕事帰りや買い物のついでに、気軽に立ち寄っていただけます。

無料体験レッスンでは、あなたのレベルや目標を丁寧にヒアリングし、あなただけのオリジナルカリキュラムを提案させていただきます。

オンラインレッスンも選べるので、全国どこからでも受講可能です。

このブログを読んだことが、あなたのギターライフを変えるきっかけになれば嬉しいです。

さあ、一歩踏み出してみませんか?

 

>>>ミューキャンミュージックスクール下北沢ギター教室の無料体験レッスンに申し込む



    個人情報のお取り扱いについて同意する(プライバシーポリシーはこちらから

    送信前に問い合わせ内容を確認してチェックボックスをクリックしてください。

    あなたのギターが、より豊かな音色を奏でる日を楽しみにしています!

     

    下北沢ギター校

    投稿者プロフィール

    mUcan Music School
    mUcan Music School
    弾けたらいいが弾けるに変わる
    現役のプロミュージシャンからマンツーマンで学べるミュージックスクール

    講師としての経験はもちろん、プロとしての演奏経験のある講師陣。

    一人ひとりに合わせたカリキュラムを組み立て上達への近道へと導きます。

    mUcanはオンライン、東京都、都内近郊、大阪にある個人レッスンの音楽教室です。

    ギター、ベース、ドラム、DTMをはじめ様々な分野で活躍するインストラクターが

    あなたの目標に対して、あなたのだけのカリキュラムを組み立てレクチャーしていきます。