指先一つでベースの表現は無限大に!スラップベースを始めよう!

「もっとベースで表現の幅を広げたい…」

「あのアーティストみたいに、かっこいいスラップを弾けるようになりたい!」

もしあなたがそう思っているなら、ぜひこの記事を読み進めてください。

この記事では、

ベースの演奏テクニックの中でも特に人気の高い「スラップ」に焦点を当て、

その魅力から練習方法、そしてスラップが光る名曲までを徹底解説します。

さらに、あなたの「弾きたい!」という気持ちを全力でサポートする

「ミューキャンミュージックスクール」のオンラインベース教室についてもご紹介。

この記事を読めば、きっとあなたもスラップベースに挑戦したくなるはず。

さあ、新しいベースの世界への扉を開きましょう!

1.スラップとは? – その魅力と基本

まずは、「スラップ」とは一体何なのか、その基本的な奏法と魅力について解説していきます。

スラップの定義と特徴

スラップ(Slap)とは、ベースの演奏方法の一つで、

指や親指の側面などを使って弦を叩いたり引っ張ったりすることで、

パーカッシブで独特なサウンドを生み出すテクニックです。

通常の指弾きやピック弾きとは異なり、

スラップはよりリズミカルでファンキーなグルーヴを生み出すのに適しています。

そのサウンドは、まるで打楽器のようなアタック感と、ベース本来の低音が融合した、非常に個性的なものです。

スラップの魅力 – なぜ多くのベーシストを惹きつけるのか

スラップベースが多くのベーシストを惹きつける理由はいくつかあります。

  • 圧倒的な存在感: スラップで奏でられるサウンドは、バンドサウンドの中でもひときわ目立ち、楽曲に独特のグルーヴと彩りを与えます。
  • 多彩な表現力: 叩く、引っ張るという基本的な動作に加えて、ミュートやゴーストノートなどを組み合わせることで、非常に多彩な表現が可能です。
  • 視覚的なインパクト: スラップ奏法は、そのダイナミックなアクションからも観客を魅了します。

ファンク、フュージョン、ポップスなど、

幅広いジャンルでその魅力を発揮するスラップは、ベーシストにとって強力な武器となるでしょう。

スラップの基本奏法

スラップの基本的な奏法は、主に以下の2つです。

  • サムピング(Thumbing): 親指の側面を弦に叩きつけるようにして音を出す奏法。力強く、アタックの強いサウンドが特徴です。
  • プリング(Popping): 人差し指や中指を弦の下に引っ掛け、それを勢いよく離すことで音を出す奏法。パーンというはじけるようなサウンドが特徴です。

これらの基本奏法を組み合わせることで、様々なリズムパターンやグルーヴを生み出すことができます。

2.初めてのスラップ練習 – 基礎からステップアップ

「スラップって難しそう…」と感じている方もいるかもしれません。

しかし、基本をしっかりと押さえれば、誰でもスラップに挑戦できます。

ここでは、初めてスラップに挑戦する方に向けて、基礎的な練習方法をステップごとに解説していきます。

準備:ベースのセッティング

スラップを演奏しやすくするために、ベースのセッティングを見直してみましょう。

  • 弦高: 一般的に、スラップは指弾きよりも弦高が低い方が演奏しやすいと言われています。もし可能であれば、少し弦高を調整してみるのも良いでしょう。(※ご自身のベースの調整方法が不明な場合は、無理に行わず、楽器店などに相談してください。)
  • ミュート: スラップでは、意図しない弦の共振を抑えるために、ブリッジミュートや左手でのミュートが重要になります。

ステップ1:サムピングの基礎

まずは、スラップの基本となるサムピングから練習しましょう。

  1. 親指のフォーム: 親指の側面(爪の少し下あたり)を、弦に対して垂直に叩きつけるように意識します。力を入れすぎず、軽く叩くイメージです。
  2. ミュート: サムピングで音を出した直後に、同じ親指の腹などで弦に触れ、音をミュートする感覚を掴みましょう。これにより、音の粒立ちがはっきりします。
  3. リズム練習: まずは、4分音符に合わせて、1弦(一番細い弦)をサムピングで弾いてみましょう。「トン、トン、トン、トン」という一定のリズムを意識します。
  4. 複数の弦で: 慣れてきたら、他の弦でもサムピングを試してみましょう。弦ごとに音色が異なることを意識しながら練習します。

ステップ2:プリングの基礎

次に、プリングの練習に移ります。

  1. 指のフォーム: 人差し指または中指の第一関節あたりを、弾きたい弦の下に引っ掛けます。
  2. 弦を離す: 指を勢いよく離し、弦をはじくようにして音を出します。「ペチン」というような、はじける音を目指しましょう。
  3. ミュート: プリング後、左手で他の弦を軽く触れるなどして、不要な共振を抑えることを意識します。
  4. リズム練習: サムピングと同様に、まずは4分音符に合わせて、一番太い弦をプリングで弾いてみましょう。「ペッ、ペッ、ペッ、ペッ」というリズムを意識します。
  5. 複数の弦で: 他の弦でもプリングを試してみましょう。

ステップ3:サムピングとプリングの組み合わせ

サムピングとプリング、

それぞれの基本的な音出しができるようになったら、いよいよこれらを組み合わせて練習します。

  1. オルタネイト: 一つの弦に対して、サムピングとプリングを交互に行う練習です。「トン、ペッ、トン、ペッ」というリズムを意識します。
  2. リズムパターン: 簡単なリズムパターンから挑戦してみましょう。例えば、「サムピング(4分音符)、プリング(8分音符裏)」のようなパターンです。
  3. メトロノーム: 必ずメトロノームを使って、正確なリズムで練習することを心がけましょう。最初はゆっくりとしたテンポから始め、徐々に上げていくのがおすすめです。

ステップ4:ゴーストノートとミュート

スラップの表現力を高めるためには、ゴーストノートとミュートの習得も重要です。

  • ゴーストノート: 弦を軽く叩いたり触れたりすることで、音程のない打音を出すテクニックです。リズムにニュアンスを加えることができます。
  • ミュート: 左手や右手を使って弦の振動を止めることで、音を切ったり、パーカッシブな効果を出したりします。

これらのテクニックを組み合わせることで、より複雑でリズミカルなフレーズを演奏できるようになります。

練習のポイント

  • 焦らずに: 最初は上手くできなくても当たり前です。焦らずに、一つ一つのステップを丁寧に練習しましょう。
  • 短時間でも毎日: 毎日少しの時間でも良いので、継続して練習することが大切です。
  • 自分の音をよく聴く: どんな音が出ているのか、しっかりと耳で確認しながら練習しましょう。

3.スラップがかっこいい曲5選 – 聴いて、弾いて、楽しむ!

スラップベースの魅力を体感する良い方法は、実際にスラップが印象的な楽曲を聴くことです。

ここでは、スラップベースがかっこいい代表的な曲を5つご紹介します。

これらの曲を聴いて、スラップベースの多様な表現やグルーヴを感じてみてください。

そして、もし可能であれば、これらの曲に挑戦してみるのも良いでしょう。

1.「Higher Ground」 – Red Hot Chili Peppers: フリー(Flea)のファンキーでパワフルなスラップが炸裂する、まさにスラップベースの代名詞とも言える一曲。イントロからエンディングまで、彼の独特なプレイスタイルが堪能できます。

 

2.「Teen Town」 – Weather Report: ジャコ・パストリアス(Jaco Pastorius)の超絶技巧が光るフュージョンナンバー。メロディアスでありながら、複雑なリズムとスラップを取り入れたベースラインは、多くのベーシストに衝撃を与えました。

 

3.「Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)」 – Sly & The Family Stone: ラリー・グラハム(Larry Graham Jr.)が確立したと言われるスラップ奏法が際立つ、ファンククラシック。独特の跳ねるようなグルーヴは、聴く人を踊り出したくさせます。

 

4.「What Is Hip?」 – Tower of Power: デビッド・ガーフィールド(David Garibaldi)のリズム隊が牽引するファンクナンバー。フランシス・ロッコ・プレスティア(Francis Rocco Prestia)のタイトでグルーヴィーなスラップベースは、楽曲の骨格を支えています。

 

5.「Cosmic Girl」 – Jamiroquai: スチュアート・ゼンダー(Stuart Zender)による、流麗でメロディアスなスラップベースが印象的なアシッドジャズナンバー。洗練されたグルーヴは、聴く人を心地よい空間へと誘います。

これらの楽曲を聴くことで、スラップベースの持つ多様な可能性を感じることができるはずです。

ぜひ、お気に入りの曲を見つけて、演奏するモチベーションに繋げてください。

4.ミューキャンミュージックスクールオンラインベース教室 – あなたの「弾きたい!」を応援します

「スラップに挑戦したいけど、なかなかうまくいかない…」

「基礎からしっかりとベースを学びたい!」

そんなあなたには、「ミューキャンミュージックスクール」のオンラインベース教室がおすすめです。

オンラインレッスンのメリット

  • 自宅で気軽にレッスン: インターネット環境があれば、どこにいてもプロの指導を受けられます。移動時間も不要なので、忙しいあなたにもぴったりです。
  • マンツーマンレッスン: あなたのレベルや目標に合わせた、オーダーメイドのレッスンを受講できます。分からないことはすぐに質問できるので、効率的にスキルアップできます。
  • 自分のペースで: スケジュールも相談可能なので、自分のペースで無理なく続けられます。

ミューキャンミュージックスクールオンラインベース教室の特徴

  • 経験豊富なプロの講師陣: 確かな技術と指導力を持つプロのベーシストが、あなたの成長を丁寧にサポートします。
  • 初心者も経験者も歓迎: 全くの初心者の方から、さらにスキルアップを目指す経験者の方まで、どんなレベルの方でも安心して受講できます。
  • スラップ特化レッスンも可能: スラップを集中的に学びたいという方にも、専門的なレッスンをご提供できます。

講師プロフィール

ヤマシタ タカヒサ

2009年2月 Gt.コウスケ&Ba.ヤマシタを中心に「Scenarioart」結成。
キューンミュージックよりmini Album「night walking」でメジャーデビュー。
2018年8月 所属事務所SMA、所属レーベルキューンミュージックを離れ、独立。
自身のバンド活動と並行しKANA-BOONのサポートメンバーとして2019年後半まで活動。

「ベースの楽しさを一人でも多くの人に伝えたい」という強い思いから、
ミューキャンミュージックスクールのオンラインベース講師として活動。
初心者の方には基礎から丁寧に、経験者の方には更なるレベルアップのためのアドバイスを、それぞれのペースに合わせて行います。
スラップはもちろん、指弾き、ピック弾き、音楽理論など、幅広い知識と経験を活かして、
あなたの「弾きたい!」を全力でサポートします。

ぜひ一度、無料体験レッスンで、オンラインレッスンの質の高さと、私と一緒にベースを演奏する楽しさを体験してみてください!

5.まとめ – さあ、あなたもスラップベースを始めよう!

この記事では、スラップベースの魅力、基本的な奏法、練習方法、そしてスラップがかっこいい楽曲、

さらには「ミューキャンミュージックスクール」のオンラインベース教室についてご紹介しました。

スラップベースは、その独特なサウンドと表現力で、あなたのベース演奏をより一層豊かなものにしてくれます。

最初は難しく感じるかもしれませんが、基礎からしっかりと練習することで、必ず弾けるようになります。

そして、「ミューキャンミュージックスクール」のオンラインベース教室では、

プロの講師があなたのペースに合わせて丁寧に指導します。

自宅にいながら、質の高いレッスンを受けることができるので、効率的にスキルアップを目指せます。

もしあなたが、

  • スラップベースに挑戦してみたい
  • 今のベース演奏からステップアップしたい
  • 基礎からしっかりとベースを学びたい

そう思っているなら、ぜひ一度、ミューキャンミュージックスクールの無料体験レッスンをお試しください。

あなたの「弾きたい!」という気持ちを、私たちが全力でサポートします。

さあ、あなたもスラップベースの世界へ飛び込み、指先一つで生まれる無限の可能性を感じてみませんか?

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    mUcan Music School
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    現役のプロミュージシャンからマンツーマンで学べるミュージックスクール

    講師としての経験はもちろん、プロとしての演奏経験のある講師陣。

    一人ひとりに合わせたカリキュラムを組み立て上達への近道へと導きます。

    mUcanはオンライン、東京都、都内近郊、大阪にある個人レッスンの音楽教室です。

    ギター、ベース、ドラム、DTMをはじめ様々な分野で活躍するインストラクターが

    あなたの目標に対して、あなたのだけのカリキュラムを組み立てレクチャーしていきます。